初診は2025年10月上旬以降に予約できます。
日帰り手術は2025年10月上旬以降に予約できます。
日帰り手術件数 14,130件
(2004/5~2025/9)内訳
初期の痔は、便通を整えて薬を使うことで、手術することなく治すことが可能です。しかし、何もせず放っておくことで悪化し、手術が必要となってしまうケースが多く見られます。おしりは毎日使う部分であり、痛みや出血の症状などあれば、日常生活にも影響が出てきてしまいます。
当院では、おしりの悩みのある患者さんの気持ちに寄り添い、プライバシーに配慮し、安心して診察、治療していただけるように心掛けております。手術加療が必要となった場合でも、手術前には十分に説明をおこない、心配なことや不安なことをしっかり伺った上で治療をすすめていきますので、遠慮なくご相談下さい。
「痔」は、命にかかわるような病気ではありませんが、症状に合わせた治療の選択が大切になりますし、専門医でなければ治すことが難しい場合が多くあります。特に進行している痔の症状は手術治療が必要になります。良性疾患である「痔」ではあっても、手術となればいくらかリスク(感染症など)が伴いますので術後のケアも重要です。たくさんの痔の治療、手術をおこなっている専門医のいる肛門科を受診されることをおすすめしています。
当院長は、日帰り手術の専門医として、これまで多くの患者さんと向き合ってまいりました。
安心して治療をうけていただき、快適な日常生活に戻っていただけるようにと、日々努めております。
痔は一般的に「いぼ痔」「切れ痔」「痔ろう」などの大きく3つに分類されます。いぼ痔や切れ痔の初期であれば、薬での治療で改善しますが、症状が進んでいる場合や痔ろうなどを治すには手術が必要です。よほどの重症の場合や、体質、体調、持病などにより入院加療が望ましい方でなければ、日帰り手術が可能です。日帰り手術に適した手術方法や麻酔方法、医療機器なども日々進化しており、手術時間や術後の安静期間も短くなっています。そのため、身体への負担も軽くなり、お仕事や家庭への影響も少なくて済むようになってきています。痔の悩みはあるけど、日常生活への影響を心配されて躊躇されているのであれば一度、日帰りでの治療を検討してみましょう。
たとえ痔でつらくても、お尻の診察には勇気が必要です。特に女性は不安を感じられていることと思います。当院では、患者さんができるだけ恥ずかしくないよう、安心して診察を受けていただけるように心掛けています。診察は診察台に横向きになった(左側臥位(ひだりそくがい))状態になっていただき、カーテン内でおこないます。診察、治療には患者さんのプライバシーを守るための配慮をおこなうようにしています。
ごく一般的な患者さんに焦点を当てて、当院で痔を治療から完治するまでの流れを追って紹介します。
健康保険証の提示、初診受付票・問診票の記入をお願いします(受付では症状についてお伺いしません)。問診の順番になりましたらお声掛けいたしますので、それまで待合でお待ちください。
診察の前に、記入いただいた問診票をもとにして、別室で看護師より、症状について・排便状況・これまでの病歴・生活習慣などを詳しくお聞きします。心配なことなども含め、何なりとお伝えください。
左向きで横になり着衣を膝上くらいまで下ろしていただきます。膝を胸に寄せた体勢をとります(スタッフがサポートいたします)。タオルをかけ、カーテンを閉め診察します。女性患者さんには、必ず女性スタッフが同席します。肛門を観察(視診)、肛門内を指で確認(指診)、肛門鏡という細い器械で肛門の中を観察します。痛みなど十分配慮しますので安心して下さい。
診察・検査結果をもとに、症状について説明し、診断をお伝えします。症状の程度に対応した治療方針などの説明をおこない、必要に応じて薬の処方をします。手術加療が必要な患者さんには、要望などを十分に確認しながら、手術への準備をすすめていきます。
再診予約日に受診となります。経過を伺い、必要に応じた診察、処置、処方をいたします。手術希望の方には、術前検査、日程決め、手術について詳しい説明をおこないます。
来院後、体調確認や着替えを済ませて手術室に入室します。麻酔の準備をおこない、その後手術が開始となります。
手術の翌朝、院長より術後経過確認の為、お電話させていただきます。その際には、心配ごとや確認したいことなど何なりとお尋ねください。
手術日から2日後の受診となります。その後は、患部の回復や排便状況を確認しながら完治まで複数回受信していただきます。
※症状や治療内容に応じて通院回数や期間が異なります。
痔は大きく分けると、痔核(イボ痔)、裂肛(切れ痔)、痔ろう(あな痔)の3タイプがあります。
そのうち、約半数を占めるのがいぼ痔で、切れ痔、痔ろうは1~2割程度です。